lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

メインストリームにいる人間じゃないので,あまり語るのに適当な立場ではないのですが。

6月28日の日記の注で,臨床心理士と教員免許もちであると書きました。
自分では,なんちゃって臨床心理士と自覚しています。ほとんど臨床らしきことをしていないので。唯一,時々,某保健センターで子どもの発達アセスメント&発達相談をしているのみです。アセスメントと相談なので,治療はしていません。
医療分野での心理というのは,働く場によって様々な使われ方というか機能を果たしています。lionusのような極めて限局された職域の中でも,結構柔軟な役割を果たすことがあります。何でも屋さんなんですね。
コメントいただいたnsw2072さんのブログで言及されていた記事(心理カウンセラー:法案、「二つの資格」盛る−−医療心理師と臨床心理士)について思いつくまま箇条書きにまとめてみたいと思います。

  • 臨床心理士は,美人だけど気位の高い女性(に似ている)。厚労省氏から言い寄られたけれども,両親(医師等)と仲良く同居して欲しいとか言う”彼”の求婚を,そんなのワタシ嫌だわ,と蹴る。
  • その後文科省氏と仲良くしていたが,一向に結婚(国家資格化)してくれないのが不満といえば不満。
  • そうしたら以前袖にした厚労省氏が,他の女性と結婚するというではありませんか。心穏やかではありません。

以上妄想です。不適切な言い方かも・・・スミマセン。

  • 仮に一つの法案で二つの資格が成立したとしても,臨床心理士の形勢不利と思います。
  • 学士卒の医療心理師修士卒の臨床心理士でしたら,医療現場では前者を選択するでしょう。同じような仕事をしてくれるのなら,学歴が高い→給料が高い,プライドが高い方が敬遠されるのが自然だと思います。
  • また,言語聴覚士などの例から考えると,現在の臨床心理士は無条件で新・臨床心理士にスライドすることはなく,現任者講習を受け国家試験を受験する必要が出てくるでしょう。
  • 臨床心理士の指定校制度や,更新制度(巨大な集金システム?)もどうなるか分からないし,国家資格化したら廃止の方向に行く可能性があります。
  • 幼稚園教諭と保育士みたいな関係になるとそれはそれで良いとは思いますが。でもこれは管轄元も法律も違うんですよね。だから同様なケースとはいえないか・・・
  • lionusはどうするかって?恐らく双方とも受験資格は満たす可能性大ですが,どちらかといわれたら医療心理師を受験します。あるいは,イチ抜けた,と心理屋そのものを辞めるかもしれませんが。