lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

時間感覚について。

私の専門ではないですが,今日,ん?と思うことがありましたので。
「近接する時間を実際よりも短く感じ,かつ,少し遠くなった過去を,実際よりも昔(遠く)に思う→ちゃんと仕事をしている(忙しい)ことを示す」という法則が成り立つのではないか?と,教育社会学が専門の先生が某所でのミーティング前雑談で語っていました。

教育社会学のせんせい:○×先生(同僚の社会学者)は,1週間は何日くらいに感じますか?
社会学のせんせい:うーん,4日くらいかな。
教育社会学のせんせい:では,この4月はどのくらい前のことに感じますか?
社会学のせんせい:そうやなぁ,もうずっと前・・・5ヶ月か半年くらいに感じるねぇ。
教育社会学のせんせい:それなら,○×先生はお仕事をちゃんとされているんですよ(笑

雲を掴むような話ですが,まあ,何となく分かる気がします。
そこで思い出したのが,以下の本。

心理的時間―その広くて深いなぞ

心理的時間―その広くて深いなぞ

タイトルは魅惑的なのだけれど,分厚くて,その迫力に横目で見つつ恐れて何年も読まないままです。でも,やはり意を決してチャレンジしてみようかな。
著者の名前で検索してみたら,新しく出ている本もあるのね。
時間を作る、時間を生きる―心理的時間入門

時間を作る、時間を生きる―心理的時間入門

大学の図書館では,こちらは貸出中なので,とっておこう。
この2冊の著者は広島大学の先生*1で,「広大の先生がこういう分野の研究をされておられたはずです」というところから,雑談は広大ネタへ・・・
lionusの広大ネタについては,ネタ切れ防止にいつか書きたいと思います。

*1:検索すると現在は福山大学だそうですが。