lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

後づけ話で恐縮ですが。

中央大教授殺害で28歳男逮捕=卒業生、アルバイト店員−容疑認める・警視庁

 東京都文京区の中央大学後楽園キャンパスで1月、理工学部の高窪統教授(45)が殺害された事件で、警視庁富坂署捜査本部は21日、殺人容疑で、神奈川県平塚市に住むアルバイト店員山本竜太容疑者(28)を逮捕した。
 捜査本部によると、同容疑者は「刃物で何回も刺したことは間違いない」と容疑を認めているが、動機について「今は話したくない」と供述している。
 卒業生で、高窪教授に卒業論文を担当してもらった。凶器は見つかっていないという。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009052101026

深夜のNHKニュースで藤井アナの口からこのニュースを聞き,大変驚きました。
驚いた,というのは,単に犯人が見つかったというだけではなく,昨晩(5/20の深夜)ふと,「あの中央大学の教授刺殺事件はどうなったのかな・・・もう随分経ったけど,続報が出てこないな・・・」と唐突に思い出したせいもあるからです。
大学構内での殺人という点では他の殺人事件よりは関心はありましたが,lionusは中央大学にも,当の教授にも全く関係はなく,人の噂もなんとやら程度の関心しかなかったので,何で深夜唐突に思い出したのか自分でも不思議でした。
まあ,後づけのお話で,自分が勘がよいとかテレパシーがあるなどとはとてもいえませんが,何とも心地の悪い話なので,書くことによって無効化したかったのです。
失礼いたしました。

無事に生きているのが不思議ではある。

最近,思い始めたことがあります。
自分が,何とか日干しにならずに生きていられることが不思議であると。
文学部の大学院の,しかも後期課程まで進学するということ自体,世捨て人というか,今でいうニート一直線の人生を歩んでいるにも関わらず,何とか食い扶持を稼ぐことができている状態にあることは,奇跡的とも思えるのです。
この奇跡がいつまで続くのか,甚だ不安ではあるのですが,ともかくも,人の情けにすがりながらも自活できていることは大変有難いと思っております。
迷信めいた考えではありますが,もしかするとこのことには,lionusの祖先,特に曾祖父の陰徳*1が貢献度大ではないかと思ったりもします。
lionusの曾祖父は,一代で商売を立ち上げ結構な成功をなした人です(丁度,高度成長期という流れに乗っかったということもあるのでしょうが)。lionusが大学院に5年間も行かせてもらうことができたのも,その成功の余韻のお陰であると認識しております。
lionusの曾祖父は,lionusが小学6年生の3月に急逝したのですが,その3ヵ月後にPCがlionusの元に届きました。
もしかすると,lionusがPCを買ってくれとわめいていたのを哀れに思い,当時恐らく3〜40万円ほどのPCを購入する「鶴の一声」となったのは生前の曾祖父ではなかったのかと,今になって思い至ったりしています。
lionusの生家はイロイロと複雑なので,現存メンバーに,故人についてあれこれ尋ねることは地雷だったりするのですが,もしかするとlionus曾祖父は水瓶太陽あるいは,出生チャートで水瓶が目立っている生まれだったりしないかしらと思ったりします。
一度,家族に「大きいおじいちゃんの誕生日はいつだった?」と尋ねて見たい気もします。

*1:lionusが生まれるはるか前のことですので,伝聞ですが,かつてlionus生家は広大生などがよく出入りしていたと聞いております。