lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

信託法入門(日経文庫16)

信託法入門 (日経文庫)

信託法入門 (日経文庫)

「信託とは何か」,おじいちゃんがまだ幼い孫娘のために自分の財産を残すため信託を利用する「英米の教科書に出てくる例」を使って分かりやすい説明から始まっています。
けれども章が進むごとに,海外の推理小説を読んでいるような気がしてきました。
どういうことかというと,委託者,受託者,受益者といった信託をめぐる登場人物を念頭に置いて,話の筋を追うという読み方が何だか似ている?と思ったのです(笑)。
(追記)
なんで海外推理小説か,書き落としていました。登場人物を示す甲とか乙とかは,異国の人の名前の馴染みにくさと同様で,これは誰だっけと確認しながら読むのが似ている,ということです。