新編 統計的方法 (品質管理講座)/データのまとめ方と活用〈1〉 (QC入門講座)/データのまとめ方と活用〈2〉 (QC入門講座)/統計的検定・推定 (QC入門講座)(母分散が既知とか既知でないとかまず考えたりしないので。)
ちょっと必要があって読んでみました。
工業的統計的方法という観点から統計本を読んだことがなかったので、そう言われてみると・・・的な発見があってよかったです。
- 作者: 森口繁一
- 出版社/メーカー: 日本規格協会
- 発売日: 1992/07
- メディア: 単行本
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- 作者: 大滝厚,谷津進,千葉力雄,鉄健司
- 出版社/メーカー: 日本規格協会
- 発売日: 2000/03
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- 出版社/メーカー: 日本規格協会
- 発売日: 2000/03
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- 作者: 谷津進,鉄健司
- 出版社/メーカー: 日本規格協会
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p10
無限母集団は、母集団の大きさが無限大と考えられる母集団である。生産工程は、現在の生産条件(人、設備、原材料、方法の4M)で、無限に加工を繰り返したときの品質の状態を知ることを目的にサンプルをとるので、無限母集団に相当する。
工場で生産されるものなら、上記の4Mがはっきりしているけれども、人間(を研究対象とする場合)はこの4Mがはっきりしないし、また、研究したい変数によって興味の対象となる母集団が変わってくるから、最初は母分散が既知でないどころか、母集団自体が既知でない状況もありうるよな、と思いました。
つまり、同じ人間でも、見る角度(研究の対象となる変数)が違ってくると、母集団が人間一般なのか、人間の女性なのか、大卒者なのか、日本人なのか・・・と設定が違ってくるんですよね、実際を考えるとw