lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

自炊始めました。

自炊といっても料理を作る方ではなくて、本をばらしてスキャナで取り込みpdf(自作電子書籍)化する方のことです。
あることで少し前に

FUJITSU ScanSnap S1500 Acrobat X 標準添付 FI-S1500-A

FUJITSU ScanSnap S1500 Acrobat X 標準添付 FI-S1500-A

これを入手していたので、狭い家にあふれる”資料”的なものを処分するため、遅まきながら始めてみました。
まず手をつけたのは非常勤仕事=ぱそこんのせんせいで使ってきたテキスト的なものです。アプリケーション(Excelとか)のバージョンが古くなってしまえばもう無用の長物なのですが、仕事の記録というか思い出もまつわっているようで何となく捨てられないし等々で、部屋の隅に積み上がってきていたものです。
ScanSnapにかけるために本をばらす方法にも色々あるらしいことは分かっていたのですが、自炊が流行ってきた頃あちこちで推奨されていた大型の裁断機
プラス 断裁機 PK-513L 裁断幅A4タテ 26-106

プラス 断裁機 PK-513L 裁断幅A4タテ 26-106

のようなものを買う勇気は出ず、何とかハンディにできる方法はないかと検索してみたら、このページを見つけました。
一番安い(ハンディ)な方法として、
オルファ(OLFA) ロータリーカッターLL型 136B

オルファ(OLFA) ロータリーカッターLL型 136B

これを試してみました。おすすめされていた
ウチダ カッティングマット CH グリーン 1-413-2320

ウチダ カッティングマット CH グリーン 1-413-2320

シンワ測定 アル助ゴム付 300mm 65331

シンワ測定 アル助ゴム付 300mm 65331

この2つと一緒にamazonさんで購入しました。
このローラーカッターを使い、まずA4のテキストをばらしてみたところ、真っ直ぐカッターを走らせることの難しさと手を切ってしまいそうな危うさ、そしてカッターの押し引きを繰り返し貫通させるには結構な力と時間が必要なことに、すぐに後悔しました。
とりあえず最初の1冊目をばらしてみましたが、カッターの軌跡が定まらなかったため切断面はガタガタで”バリ”が立ちまくり何ともお粗末な仕上がり、そして汗だくで肩や腕はガチガチ。
これでは作業が進まない(片付かない)ということで、上記ページで同じくおすすめされていたこれを買いました。ひとつ小さい方(A4)と迷いましたが、大は小を兼ねるということでB4のこちらを選びました。
なかなか素晴らしいです。
本を見開きにし、その真ん中にローラーカッターを入れてぐいぐいと往復し本を適当に分解した上で、ディスクカッターで綴じられた(綴じられていた)背表紙側をスパッと落とすという方法で、自分的にはFAです。
あとはScanSnapで取り込み、ScanSnapに同梱されていたAcrobat Standardでpdfファイルを最適化&OCRで文字を認識すればOKです。
ScanSnapでの取り込みモードはデフォルトではあまりきれいにpdf化できないようなので、チューニングの必要がありますので、少し試してみて自分の納得できる設定をすればよいでしょう。