lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

複数の変数をクロス表のイメージのままコレスポンデンス分析。

http://www.ec.kagawa-u.ac.jp/~hori/mva.html
SPSSの場合,コレスポンデンス分析は行と列要素それぞれに1つずつ指定するので,すなわち2つの変数しか分析できません。
複数の変数を扱おうとするとSPSSでは最適尺度法となっている多重コレスポンデンス分析を使うことになります。
今回扱おうとするデータはそれでもいいのですが,2つの変数グループ(多重解答のため01二値データとして作成)のクロス表のイメージから直接コレスポンデンス分析ができないかしらと思っていたら,データの入力の仕方を工夫した上でシンタックス

CORRESPONDENCE TABLE=ALL(10,10) /plot=RPOINTS CPOINTS biplot.

のように書けばいいことが分かったので,クロス表を出力してデータファイルを作り試してみようと思います。
ところで,上記ページの作者である堀啓造先生は,残念ながら2010年6月にご逝去されています。しかし先生の作成された貴重なページがサーバから削除されないよう,香川大学には各方面から要請があり保存されることになった旨の投稿をfprで読んだ記憶があります。