lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

IPSJ73参加。

2日,3日と情報処理学会第73回全国大会を聴講してきました。
当初,参加予定ではなかったのですが,急に行くことになってしまい,とりあえず情報教育関連のシンポジウムとか聴講してきました。
本来だったら,せっかく東京まで行くのだから3日目まで聴講したかったな〜と思いましたが,自腹ではなかったので,それはまあ・・・ということで。
2009年3月に立命館であったときにも用事があり参加したことがありますが,今回初めて「学生セッション」なるものを聴講してみました。
開始5分くらい前に入室すると,3〜40人くらいの小さな教室はあらかた席が埋まっているだけでなく,し〜んとして緊張感があり,しかも発表者がすでに登壇していたので,「え?もしかしてもう始まってたの」と一瞬思ってしまいました。1番前くらいしか空いてなかったので,恐る恐る着席すると,ひたすら静かに発表時間まで教室全体が固まっているのは,結構異様な雰囲気でした。
いずれの発表も,生硬い雰囲気でしたが,大体は「立て板に水を流すような」流暢さで,皆さんこの日の本番まで練習を重ねてきたのであろうと思いました。
全ての発表が終わった後,座長が奨励賞(?)みたいなものを1件決めて発表し,対象者には拍手とともに記念品(?)が贈られたのにはびっくりしました。
多分全部の学生セッションで1件ずつ出されているのでしょうね。全体の「奨励賞」みたいなのも別にあるようで,「投票する人は用紙に書いて出してください」とアナウンスされていました。
学会(or分野)ごとに文化というか雰囲気や”しきたり”が違うよなあと,また今回も感じました。
(追記)
大会のWebPageに次のように書いてありました。

全国大会 学生奨励賞
大会のローカルアワードとして「学生奨励賞」を設けて、学生セッションで発表された中から座長裁量で優秀な発表に対して贈呈.
大会優秀賞・大会奨励賞
優秀な発表には大会優秀賞を、若手研究者には大会奨励賞を贈呈しています。