客観的な距離と主観的な距離。

lionus母から珍しく電話があり，何事かと思ったら，lionus母の友人で，親戚が現在大阪に住んでおられる人がいるらしく，

○○ちゃんが大阪の××の社宅を出て(兵庫の)新三田っていうところに家を買うつもりだって言ってるんだけど，大変な田舎ではないかと心配している

のだそうで，そこでlionus母は，娘が関西に住んでいるからどんな感じの土地か聞いてみる！と，早速lionusに電話で尋ねてきたわけです。
まあ大雑把に言って

確かに山の間かもしれないが，それなりに開けてニュータウンだよ，それにJR電車一本で大阪まで行けるし，その点はいいよ。

みたいなことを言いました。
でもそれだけでは具体的なイメージが湧かないなということで，lionus母とlionusが共通して持っている地理知識を媒介して，中心市街地からの距離・位置感覚を伝えようと，

大阪から新三田ねえ・・・まあ，広島市内から己斐の山を越えて向こうとか，新交通システムで行くような辺りの感じかなあ

と，何となく直感的に言ってみて，まあlionus母も納得(安心？)したようでした。
電話を終えてから，ふと，さっきあんな風に言ってみたけど，大阪〜新三田の距離よりも広島市内中心街〜己斐の山の向こう(のニュータウン)の距離は絶っっっっ対に短いぞ・・・と思いました。
まず三田市と大阪の位置関係が分かる地図。

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直線距離で見ても40km余りです。遠いねえ。
では広島市内中心街から”己斐の山の向こう”が分かる地図。

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マーカーは己斐の山のてっぺん辺りなので，”ニュータウン”は大体ニュートラムの駅沿い周辺と考えると，中心街から7〜8km程度ですかね。
4分の1未満の距離じゃん。＞自分
でも，新三田〜大阪の場合は，JR快速一本で30分程度で，時間的に「遠くない」ため，主観的な距離として非常に短く感じるのだろうなと思いました。