自分は臨床はやりませんが。
kyupinの日記 気が向けば更新 (精神科医のブログ)
何か検索していたら,たどりついたブログです。
最初に見たページはこちらです。
28歳頃、付き合っていた彼女が、
私がうつ病になったら・・
薬を使わないで治してほしい。と言った。僕は、
それは無理です。
この時、むしろ周りの人が大いに受けた。当時のこの言葉は、今の治療スタイルを暗示していたと思う。
うつ病を検索していたのではなく,全く心理や精神科とは関係ない語を検索していたのですが,突然出会ったこの記事が,自分的に妙にツボに入ってしまい,他の記事を延々と読み続けています。
この先生のブログは,関連記事にこまめにリンクが張られていたり,とても読みやすいのが好感度大です。
心理屋が興味を持って読む精神科医のブログなら,精神療法を重視する先生なのかと思われるかもしれませんが,むしろその対極の,生物学的精神医学に基づき薬物治療をメインとされている先生です。
でも,ページ左部にある「ブログテーマ一覧」を見ると,「オカルト、霊感」があったり,不思議なんですよね・・・
その日、僕は自分は危険人物と思った。その日以来、僕は宗教には近づかないと決めたのである。そういうこともあり、僕は無宗教者なのである。
http://ameblo.jp/kyupin/entry-10034904268.html
lionusは所謂”みえる人”ではないですが,この記事に書かれている風なことは自分の中でかなり心当たりがあります。
上に引用した文を目にして,後ろからガツンと殴られたような衝撃を受けました。その通り,ああ,その通り。
霊感とか勘とかいうものに対する考えとして,
とにかく霊感があったとしても、医療には全く役立っていないことには変わりがなかった。霊感があったとしても、それをうまく利用できないからである。
http://ameblo.jp/kyupin/entry-10065016600.html
こちらにも深く同意する限りです。
lionusは死というより,勢いとかエネルギーとか,気みたいなものに結構敏感なのかもしれませんが,だからといって,それは何の役にも立っていないんですよね・・・ある人に,あああそっち行っちゃ駄目!と直感的に思ったとして,それを本人に告げたとしても,何言ってんのアナタ,と理解されないばかりか,邪魔してるとか悪くとられるかもしれないので・・・実際,”忠告”したとしても,ご本人のされたいようにされることは止められませんので・・・
それに,lionusの何か,勘のようなものは,主に自分自身を災難から遠ざけるために働いている節が色濃いのですよね・・・したがって,余計,他の人に役に立つようなものではないのですわ。
このブログ記事に魅力を感じる点は,霊感とかオカルトとかスピリチュアル(笑)とかオルタナティブとかのぁゃιぃものを懐に入れつつ,基本的なスタンスとしては生物学的≒科学的な立場をとっておられるところです。
ふわふわと禁欲の両立はいいことだと思います。