lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

長かったような,短かったような。

バンクーバー五輪,終わりましたね。
lionusは基本スポーツに興味ないので,夏の五輪は興味ないし,冬の五輪も大体興味ないのですが,フィギュアスケートだけは別格です。
だから,男女ともにメダル候補がいた今回の五輪は気合いを入れてヲチしてました。
それだけに,女子フィギュアの結果には,自分は何もしていないのにどっと疲労感を感じるような衝撃を受けました。
その後,マスコミではほとんどふれられませんが,ネットではあれこれ大騒ぎだったようです。
その中で,Twitter経由で知ったブログ記事です。
キムヨナ選手の「世界最高得点」の意味を考える
去年の10月の時点で,キムヨナ爆アゲ金メダルの予想をされてている,透徹した分析力には頭が下がりました。

彼女だけはルールがどう改定されようが関係なく、何をやっても加点は約束されているようにすら見える。それが納得いかないのです。

そしてキムの持つ「世界最高得点」の前には、誰も正当には評価されなくなる。

分析の通りになってしまったことに,地球の底まで続くような,深い深い絶望の淵を見てしまったような気がします。
次の冬の五輪はロシアのソチです。
フィギュア大国の誇りをかけて,今回金メダル0の北米(カナダ)での雪辱を果たすべく,ロシアは全力でやってくるでしょう。
そこで日本人の真央ちゃんはどうなるのか。
スルツカヤさん引退*1後はロシアの女子シングルは端境期にあるようですが,ネット上の”通”の書き込みを見ると「才能の塊」のようなジュニアがゴロゴロしているそうです。
そうなると,4年後の勢力図はどうなっているか本当に分かりませんね。
タラソワ女史がコーチについて「鐘」をFPで演じた今回の真央ちゃんは,ロシアからすると「味方」に入るべき人間でしたが,4年後,「ケガをせず」経験を積んだ場合,「敵」とでも呼べる相手となるでしょう。
だから名伯楽として有名なタラソワ女史が真央ちゃんをこのままコーチしてくれるかどうかは,かなり難しいのではないかなあとも思ってしまいます。
だけど,でも,4年後,再び,「鐘」をソチで演じてみるのはどうだろうという妄想も湧いてきます。
真央ちゃんの捲土重来の道のりおよび,小塚君の確変を見たいような気がして,これからもフィギュアをヲチしていきたくなりました。

*1:トリノ後引退との報道が出たが,本人により否定。トリノ後は競技会には出ていないがショーへの出演はあった模様。