何もしてないのにどっと疲れた。

真央ちゃん，銀おめでとうというか残念だったというか，よく分かりませんね。
先日の高橋先輩のFPの前は，SPを見て妙な確信ができたのでノリノリで記事を書きました。
しかし，同じフィギュアでも女子のSPは終わった後から自分的にテンションが下がってしまいました。
FP直前の日本時間深夜に，NHKが公式練習を放送するという気合いの入れように驚きつつも，どこに行っちゃったんだろうと思っていた太田由希奈さんが「プロスケーター」という肩書きで，スタジオゲストとしてクレジットされていたので，つい公式練習見てしまいました。その感想というか深夜の妙なテンションでTwitterにアレコレ書き込みましたが，このような異例な番組が組まれるあたり，あまりの真央ちゃんへの期待度の凄さを実感して，観る前から疲れてしまいました(関係者でもないのに)。
フィギュアは，3月に世界選手権(所謂ワールド)がありますが，キムヨナさん出られるんですかね。
キムヨナさん出られるとすれば，他の選手の方は，最初っからやる気が出なくなってしまうのではないかとまで思ってしまいます。
塩湖OPのときも他所の国のことながら結構うんざりしましたが，今回は日本人選手が絡んでいたのでなおさらです。
OPだけの現象であればよいのですが・・・というかOP(シーズン)ならではの現象なのだろうと思いたいのですが。
先日の男子のときも大概でしたが，アゲアゲも想定の範囲内で，果敢にジャンプで攻めるか，エレガントにまとめるかといったスタイルの論争に収束するような展開だったと思います。
しかし，今回の女子は・・・
真央ちゃんも，彼女が直後のインタビューでお話されていたように，ミスがあり，付け入る隙を残してしまったのは事実です。
しかしこれはあんまりだと思います。
あと，真央ちゃん金逸で目立たないですが，安藤さんのことが気になります。
今日は，各種ニュースを見ていないので安藤さんがどのようなコメントをされているのか知らないのですが，かなり不当にサゲられたという印象を持っています。
ただし，彼女は，FPの冒頭のジャンプを，「安全策」をとって3-3ではなく3-2にしてきたという，いよいよ最期に「引いて」しまった点が弱かったかなとも思います。
トリノのときは「自己満足」で決まるはずもない4回転を跳ぼうとして失敗していましたが，今回は3-3に挑んで欲しかったなあと思います。それでもDGをとられて，サゲられたかもしれないけれど，かつては(まあ今もだけど)ジャンプを得意としていた彼女の意気を見せて欲しかったなあと個人的は思います。
一方，鈴木あっこちゃんは，他のお二人に比べて「駄目もと」がうまく働いた例でしょう。
中野さんを赤いオーラで鮮烈に追い抜いてOP代表を勝ち取った甲斐があったと思います。
世界的には，”ドーナツスピン”中野さんの方が知名度は上ではなかったでしょうか。FPの時も最初「誰これ？」みたいな会場の雰囲気に見えましたが，情熱的な演技で空気を熱くし，途中から観客の手拍子をもぎ取ったような感じでした。
悪いですが，もしこれが中野さんであったらどうだっただろうと思ってしまいました。
順位は3人中一番下ですが，個人の気分としては鈴木あっこちゃんが一番の満足度ではないだろうかと思います。