lionusの日記(旧はてなダイアリー)

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心の理論―心を読む心の科学 (岩波科学ライブラリー (73))(まるで忍者の「兵糧丸」。)

主に戦国時代に使われていた携帯保存食である。飢渇丸(きっきつがん・きっかつがん)とも。
(中略)
忍者達が隠密行動の際に持って行ったといわれ、忍者の出てくる小説、マンガ、アニメーションによく現れるが、一粒で一日分の食料になる、または腕力が倍増するなど、誇張されている部分も少なくはない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E7%B3%A7%E4%B8%B8

心の理論―心を読む心の科学 (岩波科学ライブラリー (73))

心の理論―心を読む心の科学 (岩波科学ライブラリー (73))

知り合いの先生(心理系ではない)の個人研究室の書棚に見つけ,へえこんな本も読んでおられるのかと思いました。
ご本人曰く「読んだ記憶がない」「昔心理学の入門書を適当に見繕って納めてもらったことがあったので,それに入っていたのかも」ということでした。
確かに,「心の理論」だけでなく,「心を科学する」心理学の入門書として優れていると思いました。
コンパクトな本ですが,非常に滋味のある一冊だとも思います。
唐突ですが,上述の「兵糧丸」イメージが浮かびました。
===追記
「滋味」という言葉はあんまり適当ではないかも。「一粒300メートル」の方がイメージ近いかもです。