lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

星を使うということ。

ネイタルチャートの配置は,自分が生まれた瞬間のものなので,どうあがいても後天的には変えることはできません。
けれども,ネイタルの星に対するトランジットはあらかじめ予測できるものですので,ネイタルの星にトランジットの特定の星が特定の角度をとるタイミングを狙って何事かを起こすことにより,後天的に何かを変えようとする(コントロールしようとする)考えがあります。
しかし,なかなか難しいですね。
まあ,lionusの占星習得のレベルが低いということもあるのですが,ある特定の配置があるとして,その配置が具体的に何を象徴しているかを推測するのは,考える以上に難しいこともあると思っています。
例えば,金星は「恋愛」とか「金銭」を象徴するとされているのですが,場合に依り,確かにそれに関係してはいるものの,自分が当初予想していたのとは違う方向性のものだった・・・ということがあるのです。
あと,人間の性として,予測が楽観・甘めに振れる傾向があることですね。
獅子太陽の人間にとって,昨年末からトランジット木星が水瓶にあり,現在も(大体この年末まで)オポジションというメジャーアスペクトをとっています。
雑誌などの占いでは,獅子太陽を1ハウス(自分自身)に配置した場合,獅子の対向水瓶=7ハウス=パートナー,と考えているのか,パートナー運,つまりは結婚運がアゲアゲ!みたいな書き方をされることがあります。
しかしこれは獅子太陽の人一般にフリーサイズな解釈なので,個人の解釈ではまた違ってくることが必然です。
また,そもそもオポジションというアスペクトをどう解釈するかでも違ってきます。
lionusの考えでは,オポジションは,スクエアよりもましではあるが,所詮「凶角」であると思います。
木星は一般に吉星といわれていますので,凶角であっても使いでがあるとの考えもあるのですが,あくまでもそれは「吉凶混合」ではないかなあと思います。
実際,獅子太陽・月の人に,「この年末まで吉凶混合で,いいこともあれば悪いこともありますよ」ってまさに言っていたのに,自分のことになるとすっかり忘れているのでした。
うんうん,確かに今年今まで吉凶混合ですね。オポジションは幸運のさじ加減が難しく,イケる!と思って突っ走ると有らぬ所に落とし穴という感じがしますね。
トランジット木星はトラインがほど良く使いでがあるのかもしれないです。