lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

コ・メディカルのための情報リテラシー(医療なんとかって。)

今年度から,ひとつ仕事先を増やしました。医療・福祉でのデータベースの授業なのですが,ようはAccessを使ってもらうというものです。前任者の方は,指導教授ではないですがとてもお世話になっている先生で,お会いする度に

××大の授業しんどいのよね〜遠いし。本当に,もうっ(ため息)

と繰り返されるので,「それは私に引き渡したい,ということなんだろうなぁ」と思い,年末にやはりそのフレーズが出たときに,「あの,それ,やってもいいですか?」と言ってみたら,きたきた!という風の満面の笑顔

あら〜lionusさん,やってくれるの〜どうぞどうぞお願いします♪

と無邪気におっしゃりました。ははは。ま,お役に立てるのならいいか,とその「遠くてしんどいところ」に週1回通っております。しかし,学生さんはかなりまじめで優秀なので,授業自体は気持ちよくさせていただいています。*1
で,医療とか福祉とか科目名についているけれど,通年だし3・4年対象科目なので,Access以外にも教えられることはやっておこう*2と,医療系の情報リテラシーを扱った本がないか探してみました。

コ・メディカルのための情報リテラシー

コ・メディカルのための情報リテラシー

この種のものとしては,結構分厚い本です(索引含め330ページ)。WordとかExcelとか普通の内容はともかく,ChemDrawというソフトを使った化学構造式の描画や,インターネット上の医薬品情報検索DBなども扱われています。カメノコがリテラシーの教科書で出てくるとは思いませんでした(驚
ネタ本としては濃密で結構参考になりました。

*1:その前任の先生のご威光はなかなかのもので,そこの大学で「○○先生にお世話になっております」とお名前を出すと,”開けゴマ”の呪文のような効果が・・・

*2:情報系最後の科目なので。