日本心理学会3日目。
午前も午後もポスター会場でうろうろして過ごしました。
個人的にはかなり有意義でした。
- 情報倫理意識や行動に関して何かうまい説明ができないものか,探しものにかなり近いものが見つかったような気がします。もしかすると錯覚かもしれないので,今後の検討&自分の勉強要ですが。
- 自分の見たいところに先客がおられたので,何となくぶらぶらしていたらひょいと捕まってしまいました。いや,まあ,お客が来ない無聊はよく分かるので拝聴させていただきました。ついでにPTSDと記憶についての小レクチャーと,ポスター発表の研究の論文抜刷までいただき,恐縮でした。
- 暴力的テレビゲームは攻撃性には影響せず,向社会的行動に影響(↓)ですか。
- ウェブログを書く心理か〜大数データ&SEMばんざい。ご本を読んでから拝聴すればよかったですね。お疲れのところどうもすみませんでした。
- お客さん少なそうでしたが,「臨床・障害」の方が適していたのではないかと。でも,PC使用時のストレスについて結構納得できる因子が出てたのでlionusは面白いと思いましたよ。なぜGHQなのかは謎でしたが。
- 「潜在的逆機能」,クリアな言葉です。個を対象に一生懸命ケアする・・・個の苦しみの原因であるシステムの問題がそのまま存続されてしまう危険性。ところで,私は昔からずっと存じ上げておりました(笑)。たまにM先生の会話に出てくるエピソードが印象的で。よろしくお伝えしておきます。
- O村先生直撃インタビュー敢行しました。心理学界における「横丁の隠居」"country gentleman"と呼ばせていただきたいです。
- 推計学の誤用には心したいと思います。が,データを積み重ねていけばいくほど,つのるこの虚しさって何なのでしょう・・・ああ,悲観。
- 医者は生身の患者=実体はある(見える)けれども,ヒトの体のことは全て解明されている(見える)わけではない。見えるものの力(薬理など基礎分野の知識)をもとに,かなりの部分ブラックボックスの身体に挑戦する。見えるものと見えないものの両方を扱うので,見えないものを追いかけている心理屋よりも強いのだと。生意気言いました。
- 2002年@広大の事を覚えていてくださって,こちらこそ大変恐縮です。先生のご発表がなければ,あの資料を知ることがありませんでした。感謝しております。
- 学園紛争時の理系:デモやる→大学機能停止→卒業遅れるかも→自分らの損になる→運動や〜めた。一方,同じく文系:デモやる→大学の学校機能停止→?→安田講堂占拠,に至る。ほんまかいな。
- 我々にはまだまだお聞きしたいことが沢山あります。先生のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
- 日心の会員って,7000名なんですか。意外に少ないな。1万は超えているかと思いました。
今回の日心で買った本。
とりあえず2割引きですからね。
著者とタイトルを見て即買い。
- 作者: 小野寺孝義,狩野裕
- 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
- 発売日: 2003/07
- メディア: 単行本
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- 発売日: 2003/07
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以下は重たいので送ってもらうよう依頼。しかし心理学会で買う本ではないような・・・
- 作者: ジョンピネル,John P.J. Pinel,佐藤敬,泉井亮,若林孝一,飛鳥井望
- 出版社/メーカー: 西村書店
- 発売日: 2005/06/01
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- 作者: R.M.バーン,M.N.レヴィ,Robert M. Berne,Matthew N. Levy,坂東武彦,小山省三
- 出版社/メーカー: 西村書店
- 発売日: 2003/05/01
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