lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

日本心理学会2日目。

さぼりモードで昼前に会場に着きました。午前のポスターをばりばりはがしている発表者の皆さんをぼんやり眺めつつ,部屋でしばし涼んだり。
午後lionusはポスター発表だったのですが,セッション途中でゴロゴロと雷の音がし始め,ほどなく土砂降りになりました。今日の予報は晴/曇りだったと思うのですが・・・説明する声も自然と大きくなり,セッション終了後には口がカラカラに渇いていました。
今回は自分のメインテーマとは別のもので発表したのですが,分かりやすいというか,専門以外の人にも興味を持ってもらいやすいテーマだったせいか,お客さんは常に途切れず来てくださいました。*1このテーマをメインにされておられる先生のコメントも多々いただき,びくびくしながらも勉強になりました。あれこれ手を出してどれもモノにならないのではいけない,と思いますが,ちょっと力を入れて考えてみたいテーマです。しかし東京まで研究会に来るのは大変だ・・・どうしよう。
それにしても,反省点:

  • 8月のJSiSE最終日,自分の発表が終わった時にも思いましたが,自分,事前のリハーサル/イメージトレーニングが足らないです。
  • よって言うべきことと余計なことの峻別が出来ておらず,無駄が多いです。
  • 発表前まで緊張していないようで実は緊張しており(つまり抑圧もしくは否認),その緊張や不安を避ける心が上記の遠因になっているような気がします。

夕方はウェアラブル・コンピューティングのWSを聴講してきました。

  • 動機は塚本先生を生で見たいという完全にミーハーなものです。
  • MP3プレイヤーを組み込んだ眼鏡(サングラス)くらい自然でコンパクトになればよいかも。
  • 音楽を「着る」のはカッコいいけれど,「PC」を着るのはカッコ悪い?→音楽とPCそのもののイメージの違い?
  • 「公前オタク」,家の中ですること/「ウチ」を外に持ち出すこと?下手したら「電車の中で化粧をする女」に似た視線が向けられるかも。
  • 研究の道具としては有望かも(同時に,プライバシーへの配慮も)。
  • 「着けて」「喜ぶ」のはごく一部の人。何のために着るのか。
  • HMDを着けてみたいかという問いに対する回答が二峰性分布になるのはなんとなく納得。こういう類のものに対する反応は,拒否か興味+接近かという二極に分かれる気がします。
  • 若い女性に着けてもらうのが普及のためには一番,なのかもしれませんが,若い女性は「いいもの」「イケてるもの」を嗅ぎ分ける能力が高く,その嗅覚フィルターに合格しないものは見向きもしないので,彼女らにイイ!と思わせるものを作る,というのが解決策かと。逆に彼女らがイイ!と思うものは絶対に流行る(主流になる)のですよね。
  • とりあえず貼っておこう。ICEC 2005

*1:一方,メインテーマの時は閑散としている;悲笑

私生活を侵食される獅子座。

学会の楽しみのひとつは,普段は離れている知り合いに会えることです。
昨日は,東京の知り合いと会いお昼を一緒にしました。
ひょんなことからlionusの占星趣味がばれ,たまに会うとプチ占星鑑定状態になるのですが,中でも獅子座太陽の人が上司に頼られ・・・いや依存されまくりで,私生活が侵食されている様子で大変そうでした。ネイタル太陽は獅子の終わりくらいの度数なので,まだトランジット土星の影響が本格的に出てくるのには間があると思ったのですが,もう十分に現れているようでした。「いつまで続くんですか」と尋ねられたので,「大体2年半くらい」と答えると,ちょうどその間は今の立場を辞められないらしく,トランジット土星の魔力に恐怖(?)しました。
同じ獅子太陽のlionusとしては,彼女のような状況にはなく,意外とのほほんと過ごしているので,いつか近いうちどかんと何か来るのではないかと怖れてしまいます。