lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

ガスエアコンを普通のエアコンに置き換え。

夏本番前にエアコンは試運転を。ダイキンが事前点検を推奨
5月末にこの記事を見て,ピッと自宅のエアコンに電源を入れてみたところ,うんともすんともいわなくなっていることを発見しました。
ゆうに10年以上使っているもので,去年くらいからそろそろ買い換えた方が・・・と思っていたところなので,修理ではなく,買い換えすることにしました。
しかし,現在のエアコンは,大阪ガスのガスエアコンというちょっと特殊なものだったのです。しかも,ぐぐってみると,すでにこの手のガスエアコンは2013年で販売中止になっているとか。
「ガスシステムエアコン」をご愛用のお客さまへ
さらにぐぐってみると,ガスエアコンを撤去して普通の(電力)エアコンを設置するためには,エアコンにひいているガス栓の閉栓作業(有料)をガス関係の業者にしてもらわないといけないらしく。
つまり,通常は旧エアコン&室外機撤去とリサイクル→新エアコン&室外機設置という手順に加えて,ガス栓閉栓という工程が加わるということです。
ああー。ややこしいー。
ということで,色々考えながら次のような順序で事を進めたところ,2週間あまりで何とか全ての工程を完了することができました。
(1)新エアコンの選定

  • 寝室+DKを冷やしたい→ある程度のパワーが必要でかつ200Vにはならない→メーカー問わず概ね10〜12畳タイプ
  • 設置場所がカーテンレールの上に限られ狭い→エアコンサイズの標準はタテ30センチ程度だが,風羽根の可動域を考えると24センチ程度のコンパクトサイズが望ましい(現在のガスエアコンはかなりコンパクトでタテ23〜24センチ)
  • フィルタの掃除がしやすい

以上から日立のWシリーズか,三菱電機のLシリーズの二択となりました。
ヨドバシ梅田の店頭であれこれ悩んだ結果,見た感じの大きさは日立の方がコンパクトで,最初は日立に気持ちが傾いていましたが,エアコン自動清掃の動きが日立は1方向なのに対し,三菱は両側に分かれていること,三菱はやろうと思えば風羽根部分を取り外して掃除できること,12畳タイプでは三菱の方が(ヨドバシ店頭価格では)安いこと(10畳と12畳で1万円しか違わない)等,三菱の方がよさげに思えてきたので,三菱Lシリーズ12畳タイプに決めました。
ヨドバシで購入&エアコン入れ替えの工事の打ち合わせ時に,旧がガスエアコンなのを告げると,エアコン入れ替え工事の前にあらかじめ室外機とガス栓を切り離した上でガス栓の閉栓作業を完了しておいてほしいと言われました。なので余裕をみてエアコン入れ替えの工事日を2週間後に予約しました。
(2)大阪ガス系の業者によるガス栓閉栓作業
翌日の朝いちで大阪ガスのお客様センターに電話したところ,まずは作業の見積もりのため現場確認を業者にしてもらう必要があると。
平日限定なので1週間後の在宅日に現場確認に来てもらったところ,幸い作業は大したものではないということで,また1週間後,エアコン工事日の前日に閉栓作業をしてもらいました。
ネットでは5000円〜1万円オーバーとか,かなりばらつきがありましたが,この作業は20分ほど税込4320円で済みました。
(3)エアコン入れ替え工事
あらかじめ,ヨドバシで購入時にエアコン代金とあわせてエアコン取り付け費用&旧エアコン撤去運搬費用も支払っていましたが,エアコンのリサイクル料金972円は当日現場で支払うこと,工事内容によってはもしかすると追加費用がかかるかも,2点を言われていました。
結局,当日59405292円の追加支払いが発生しました。
その内訳:

  • 大阪ガスエアコンリサイクル料:1620円(普通のエアコンよりも高いんですね〜)972円(後で金額に誤りがあったと差額648円の返金がありました)
  • 追加工事(ドレン断熱材&旧ガスエアコンが200Vになっており100Vへのコンセント交換と電圧切り替え)費:4320円

工事自体は,朝10時前に来てもらって11時半頃に終了で,上記のように少々余分な工程がかかっていた割には手早く進んだ印象でした。

あれこれぐぐって考えたときにはどうなることかと思いましたが,何とか本格的冷房シーズンに入る前に事が片付いたのでほっとしています。
もし冒頭の記事を見ていなかったら7月頃に慌てていたのかしらと思うと,相変わらず妙な悪運は強いかも。→参考:2往復して戻ってきた?