パーフェクトソフトウエア(不安や恐怖の重要性。)
- 作者: ジェラルド・M・ワインバーグ,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/05/27
- メディア: 単行本
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カバー裏の紹介文より:
本書でワインバーグは,「テストとは,製品の品質についての”情報”を収集・提供することである」と説く。
テストの結果は幾通りもの解釈が可能であり,とかく人は置かれた立場によって,自分の都合の良いように考えてしまいがちである。そうした人間の甘さにくぎを刺しながらも,テストの難しさをみずからが一番よく知るワインバーグの,エンジニアへの愛情が感じられる一冊。
「そうした人間の甘さ」というのは,例えば自分が非難されることへの恐れを回避するため,など,人間の”弱さ”とそこから発生するネガティブ行動(性向)がたくさんあるな〜と,しみじみ思いました。
その”弱さ”とその弱さゆえに発生する不安や恐怖の存在を念頭におきながらでないと,組織内の人間行動の本質的な理解は難しい。