lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

苗字五十音別の割合は。

学会等の受付で,「ア〜カ行」など,苗字読みの五十音別に列を分けていることがあります。
この分け方は,どのようにすれば比較的均等になりうるか気になったのでちょっと検索してみました。
案外,きちんとしたデータはぱっと見つからなさそうで,意外と調べられていないのかなと思いました。
印鑑の姓、50音順で区分け
印鑑屋さんのブログで,シャチハタの既製品ネーム印のリストから数え上げたデータでは,ア行,カ行,タ行の多さが目立ちます。

ア〜サと,タ〜ワに分けた場合,前者は1723,後者は1417で,ア〜サの方が多めです。
次に,ア行は本当に多いのか?より,
日本の苗字7000傑 1-1000位を元にカウントしてみたデータでは,ア行,サ行の多さは同様ですが,サ行以降〜マ行までが比較的どんぐりの背比べになっています。

このデータからは,ア〜サが48.9%,タ〜ワが51.1%とほぼ半々になります。
また,ア〜カ,サ〜ナ,ハ〜ワに分けた場合,それぞれ順に37.5%,31.5%,31.0%と,これも比較的均等に分かれます。
どちらのデータというか説が現状によりフィットしているかはlionusには判断できませんが,ア〜サ,タ〜ワの2つに分けておけばさほど間違いはないのではないかと思いました。