コクヨの1分間プレゼンテーション/プレゼンテーションzen/プレゼンテーションzenデザイン(プレゼン初心者向け1冊と中級者〜向け2冊。)
来年度「プレゼンテーション」の授業をコンピュータ関係で行う予定なので、プレゼンテーションに関する本をぼちぼち読んでいます。
- 作者: 下地寛也
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/08/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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コクヨの社内研修がもとになっているようで、初心者にプレゼンスキルのツボが分かりやすく示されていると思いました。
すごくいいです。
すごくいいと思ったのは、やはり「1分間」というところです。
わずか1分間で自分の伝えたいことをプレゼンできるよう(言えるよう)になれば、その延長線上で30分のプレゼンもできるようになる、というトレーニングの発想は新鮮でした。
本書については、他に優れたレビューがありますので、そちらを参照いただければ幸いです。
ざっくりしたレビュー:
コクヨの1分間プレゼンテーション - 情報考学 Passion For The Future
詳しいレビュー(連続記事):
超オススメ!『コクヨの1分間プレゼンテーション』
「問いかけ」で「つかむ」!―『コクヨの1分間プレゼンテーション』
「一段深い結論」を言う。―『コクヨの1分間プレゼンテーション』
聴き手が「決める」お手伝いをする―『コクヨの1分間プレゼンテーション』
「理由」を言うためのテクニックいろいろ―『コクヨの1分間プレゼンテーション』
- 作者: Garr Reynolds,ガー・レイノルズ,熊谷小百合
- 出版社/メーカー: ピアソン桐原
- 発売日: 2009/09/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: ガー・レイノルズ,熊谷小百合
- 出版社/メーカー: ピアソン桐原
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 単行本
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一般的なノウハウに
ノウハウではなく、プレゼンはいかにあるべきか、という方向性の気づきを与えてくれる本です。
「PowerPointによる死(Death by PowerPoint)」−PowerPointを使った、ひどくつまらなく、そして分かりにくいプレゼンテーションが世の中にあふれていることを嘆く言葉−が本書には出てくるのですが、別にPowerPoint=MSをけなすものではないと本書をちゃんと読むと分かります。PowerPointそのものには罪はなく、PowerPointのプレースホルダに初期設定のまま漫然と要素を詰め込む私たちがプレゼンに「死」をもたらしているのです。
道具は使う側次第ということで。