lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

Wordの脚注の境界線

昨日,学生さんから「授業とは関係ないんですけど・・・」と質問されたことが解決しました。
果たして需要があるかどうか分かりませんが,とりあえず備忘録代わりに書きます。
Wordで普通に脚注を入れると,本文と脚注の境界線は,こんな風に描かれます。

質問は,この境界線を,ページ横幅いっぱいに引けないのかということでした。
この日の授業では,論文などある程度の長文を作成する際に必要な機能のひとつとして,「脚注」を取り上げました。その「脚注」の例として,少し前に書いた原稿を提示したのですが,その原稿の「脚注」の境界線が,ページ横幅いっぱいに引かれていたため,それを見て「脚注の境界線はページ横幅いっぱいに引くことができるんだ,でもどうするんだろう?」ということで尋ねられたのです。
残念ながら,この時は残り時間10分ほどしかなかったので,満足する回答はできなかったのですが*1,その後,自分で試行錯誤して,解決しました。

  1. 脚注を入れた文書を「表示」タブ→「下書き」により,下書きモードにする。
  2. 「参考資料」タブ→「注の表示」で,「脚注の境界線」を表示させる。
  3. 画面下部に表示されている脚注の境界線にカーソルを置いた状態で,「ホーム」タブの「段落」グループ内の「均等割り付け」ボタンをクリック。

この手順により,脚注の境界線をページ幅100%に表示させることが可能になります。

*1:ま〜別に,脚注の境界線がページ幅の中途で終わろうと,ページ幅の100%までいこうと,当該の学生さんが目下作成している文書(レポート)そのものの評価には影響しないはず。