なんともいえないぬらりとした姿であった。
先の一行日記で,シェルティ+丸刈りへの画像検索リンクを貼ったのは,ここ最近の暑さで,ある夏に出会った犬のことを思い出したのでした。
lionusは犬を飼ったこともないのに,犬種ヲタクな面があり,大概の犬種は見極めがつきます。
lionusが住んでいる地域は,お金持ちが住んでいる地区に隣接しているため,時々珍しい=高価な犬種と出会うこともあり,その際に驚きの余りつい近寄って声をかけてしまったこともあります。*1
しかし,あの夏に出会った,あの短毛ワンコはどの種類なのか,あるいは雑種であっても何系の雑種なのか,皆目見当がつかない,不思議にぬらりつるりとした感じでした。
ぬらりつるり短毛系の,きゃしゃな犬なら,ウィペットなどがいるのですが,あそこまで胸は深くない。一体何者なのだろう・・・と,最初に見かけたときは思いました。
しかし,時々散歩中に出会うことを重ねている=次第に毛が伸びてくるうちに,ひらめきました。
ああ,あの鼻筋のすっと通った感じ,耳がピンと立っている感じ・・・シェルティ(シェットランドシープドッグ)じゃないの?
バリカンでつんつるてんに丸刈りされた状態から徐々に毛が伸びてきて,元々の毛色の配色が判明してきたために,やっと分かったのでした。
夏が過ぎ,秋が深まっていくにつれて,そのシェルティの毛も伸びてきて,次第にシェルティらしき感じが復活していく*2様子は,何とも感慨深いものがありました(?)。
暑さ対策のためか,高温多湿の日本の気候のため皮膚病を発症したのか,丸刈りの理由は分かりませんが,ふさふさしている犬は丸刈りすると素性不明になるという典型例でした。