lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

近くの天神様。

今年の元旦の記事で近いうちに書きたいとかいっていた,近所の神社について書きます。
その神社は,本当に自宅からすぐなので,具体名や場所は伏せますが,本当にひっそりとした小さい神社です。お社はちゃんとありますが,神主さん等が常駐されている気配はありません。ただし落ち葉の掃除など定期的にメンテナンスはされている様子です。
その神社に気が付いたのは,随分と昔です。入口の両側に石灯籠がある,古びた石畳の階段が住宅街の中に唐突に現れる不思議な感じで,「神社?」と急な階段の先をのぞき込むと,その先は木が鬱蒼と生い茂ってよく分からず,昼でもちょっと怖い気がしていました。
この辺が田んぼとか畑だった頃,ずっと昔からあったんだろうなと思いつつ,でも階段に足をかけるのはためらわれて,前を通る度に気になりながら眺めるだけで10年以上過ぎてしまいました。
昨年の秋にふと思いついて,Googleマップでその神社のある近辺を表示してみました。
すると,その神社名が表示されていたので,その名前で検索してみたら,地元の”語り部”の記事が出て来たので,その神社が古くから地元の天神様として信仰を集めていたことが分かりました。
戦前と戦後しばらくは,氏子により秋祭りもなされていたようです。
そして,そのかつての定例の秋祭りの日が・・・まさに自分が気になって検索していた”今日”だったのです。
これはもしかすると呼ばれているのかと思いました。
以来,毎日とはいきませんが,時々お詣りしています。