lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

分かれ道。

上記に関連しますが,まとまらないので別記事にします。
随分昔,あるサイトの掲示板の常連だった頃,そのサイトの管理人の方から,剣呑な頼み事をmailでされたことがありました。
重い事柄だったので,数日考えて,mailにてお断りのお返事をさせていただきました。
その後先方からいただいた返信を見て,うわっと思いました。
lionusは”先方のネイタル太陽にトランジット太陽がスクエアになる節目にmailを返信した”と指摘されていたのです。
占星をやる人間にとっては,自分のネイタル太陽に対し,トランジット惑星のスクエア(90度)とかオポジション(180度)とかのハードアスペクトは良くないことは常識です。
つまり,先方にとって,lionusは,わざわざトランジット太陽が相手のネイタル太陽にスクエアになる日を選んでmailを投げるという,ある意味,占星的攻撃をしたと捉えかねられない行動をしたことになります。
しかし,頼み事の剣呑さにパニクっていたlionusには,そのような意識はなく,自分の心が決まった時点でmailを送信しただけだったので,指摘されて初めて愕然としました。そそそんな,悪意はなかったのに〜という感じでした。
でも,結果的には占星的に緻密に計算したかのような行動をとったということになります。
もう昔々のことだったのに,ふと思い出して,ああ自分って今までの人生でこんなこと多かったかもしれないねと思いました。
基本,猫とかトリレベルの頭なので,先の先まで読んで行動していません。てか,できません(笑
もういい年になった今でもそうです。情けないです。
けれども,節目節目で,瞬発的に選んだ,あるいは理由もなく急に路線変更した選択肢が,後から考えると,人生の奈落の底に落ちる可能性を減じていたかもしれないなと思うことが結構あります。
もしあの道を選んでいたら・・・という実験は出来ないので,あくまでも後付けなのが悩ましいですが。

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学部2年の時,実験の授業を担当していただいて,その後,なぜかお会いすると挨拶を交わしていたU先生*1に,その後非常勤先でお世話になるとは思わなかったし。
同じく学部2年の時,コンピュータ関係についてのやみくもな質問に,わざわざ時間を割いて文学部の小部屋でお話いただいた,M先生と非常勤の同僚になるとは思わなかったし。*2
そして,同じく学部2年の時に知り合ったTせんせいなしでは,今の非常勤仕事の大半&研究テーマのひとつはあり得ないし。そもそもTせんせいと知り合いになったのは,2つ上のサークルの先輩から流れてきた話がきっかけでした。そこから今に繋がる諸々があるのは,本当に不思議です。
あのとき,先輩の話を断っていたら,今の状況はまず有り得ないと思うので。

*1:正直に告白すると,かなりのハンサムでらっしゃるので,多分にその要素も大きい・・・しかし,それ以外の何ががあったと思う。

*2:今思っても,他に本務校のあるお忙しい非常勤の立場で,授業も担当していない学部生のアフォな問いに丁寧に答えてくださったなとつくづく感心申し上げるばかり。