lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

3D西部劇。

巷で流行りの"AVATAR"観に行ってきました。
TwitterのTLでもちらほらAVATARを観に行った・行きたいという,つぶやきが散見されていて,その断片情報を手がかりに,どうも「日本に4館しかないIMAX3Dの吹替版を観るのが一番よろしいらしいと知り,ちょっと遠くの109シネマズ箕面まで行ってきました。
ストーリーは,検索するとあちこち出てきますが,私は一言でいうと,「進化した西部劇」かと思いました。
同じ感想の方は他にもおられるようです。
「アバター」が映すアメリカの苦悩 気高い「野蛮人」に憧れる野蛮な「文明人」
上記記事にはネタバレになるからと,結末までの流れは伏せてありますが,ちょっとそれは都合がよすぎるのではないのん?と思う感じではありました。でも映画だからね。
さて,3D体験の方ですが,一部の「人生観変わる」とかいうほどの感動はありませんでした。
気になったのは,ラボの中+人物など,遠近があまりなく,(自分たちの)日常場面に近いシーンでは,遠近感やピントに違和感があり,ちょっと気持ち悪くなる(酔う)時もありました。
しかし,森の中や空中のような屋外で奥行きが深い場面では,3Dはかなり効果的でした。
一番効果的に見えたのは,森の中で木の精(クラゲのようなもの)がふわふわ浮遊したり,灰が上空からしんしんと降ってくる様子でした。これはかなりリアルだったです。
上映時間は162分とかなり長く(トイレは事前に行っておきましょう),3Dを観るためのメガネは結構重くて疲れます(要注意)。しかし,映画館でしか観られないものなので,行った価値はあったかなと思いました。