lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

1つのファイルになれば載せやすい。

ViewletCamで画面キャプチャして各種アプリケーション操作の動画教材を作成していますが,ViewletCamの独自ファイルからコンパイルしてHTML化した際に,html,swf,jsファイルの3つが出力されます。教材として提示する際は,それらを1つのフォルダにまとめて入れてしまい,その1つ上のディレクトリに動画教材のhtmlファイルへのリンクを作成したindex.htmlなどを置いて,受講生にはindex.htmlを使うように指示しています。
大抵の非常勤先には教材置き場として共有フォルダやイントラのwebサーバーが提供されているので,上記の方法でOKなのですが,CMSが導入されているところがひとつあり,最近ちょっとしたきっかけから,そこの「資料提示機能」を使おうかという気になりました。
当該CMSは非常に使いづらく,以前提供されていたWebClassとの差*1に呻吟しながら,どうしても必要に迫られた場合のみ使っています。使ってみようかと思いたった「資料提示機能」でも,pptやpdfなど単体のファイルを開いたり,ローカルに保存することは想定していても,画像などを含めたHTMLファイルを提示することは想定外のようです。これでは動画教材をアップロードして提供することは無理だと思いました。
当該CMSはSCORM形式教材に対応しているようなので,ViewletCamがSCORM教材作成に対応しているか調べてみましたが,ViewletBuilderのみのようでした。しかし,更に検索していたら,ViewletCamに,swfをexe形式のファイルにコンバートする機能があったので,それを試してみました。つまり,ViewletCamで吐き出したhtml,swf,jsの3ファイルのうち,swfをexeファイルにコンバートしてみたのです。
結果は,うまくいきました。
コンバートしたexeファイルのタイトルバーにViewletCamのアイコンがついていたので,ViewletCamが入っているPCでないと動かない?と心配になり,入っていないPCでも実行したところ,関係はないようでした。
1つのファイルになれば,当該CMSにアップロード→教材として提示→実行(開く)ことが可能になります。
秋学期はこれでいこうと思います。

*1:もちろんWebClassが使い勝手ずっと上です。