パラレルワールド状態らしいです。
ガラスの仮面 43 ふたりの阿古夜 2 (花とゆめCOMICS)
- 作者: 美内すずえ
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2009/01
- メディア: コミック
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御存知ではない方は つwikipedia:ガラスの仮面
lionusは確か高校生くらいの時,lionus妹が古本で(その当時既刊の分を)ごっそり一式買ってきたのを読ませてもらったのが,「ガラかめ」との出会いです。
読んだことのある方なら分かると思うのですが,見た目はもう古典的な少女漫画の絵柄ながら中身はまるでスポ根ドラマで,しかも一度読み始めたら止まらず徹夜必至の,ものすごい中毒性がある漫画です。
伝説の舞台「紅天女」の主演ゲットを目指し,主人公北島マヤ(演劇天然天才の設定)があれやこれやそれやの障害・苦難に耐え,その才能を開花させていくというストーリーなのですが・・・さていよいよ最終章(=紅天女の主役をライバルと争い,そして・・・)に向けて展開すると思いきや,本来の紅天女主演ゲットのクエストに加えて,困難な恋愛模様が絡んできて,お話はメビウスの輪のごとくループ化し,迷走を続けていました。
雑誌連載を追いかけていてもしんどいので,単行本が何冊か出たら読もうか,と頭の中から追い払っていたら,先月約4年振りに新刊が出た模様です。Yahoo!のトップに出てたので,ええっと思って記事を見たら,去年から雑誌連載も間欠的に再開している様子です。
でも,自分,どこまで読んでいたのか(追いついていたのか)忘れてます・・・
しかも,ネットをあちこち覗いてみると,雑誌連載の内容と,コミックスとのそれがかなり改変(改稿;つまりコミックスを出す際に書き直し)されているらしく,雑誌連載とコミックスとで,まるで「パラレルワールド」のようだとか・・・
今もしコミックスを読んだら,中途半端に追いかけていた雑誌連載内容の記憶と「混ぜるな危険」状態になりそうでちょっと恐いです(笑)。