lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

実験計画法をぐぐってみたら。

以下,実験計画法でぐぐってみて出会ったページです。
実験計画法とは何か?→左フレームのメニューから選んでください。
全ての組み合わせについて実験していたら,手間がかかるので,最も効率よく結果を導き出せる網の張り方ということらしいです。
実験計画法の知識に乏しいので,このような説明の仕方がよいのかどうかは自分では判断できないのですが,なかなか面白い表現方法だと思いました。
実験計画法に基づいたアンケートの作成
実験計画法とアンケート(質問紙)とを結びつける発想がlionusにはなかったので,興味深く読みました。
ところどころ,説明がはしょられている感があり,これだけ読んですぐに自分でも実践できるかというとそうではないとは思いますが,非常に新鮮で参考になりました。
このページの中に出てくる「直交表」の説明がよく分からないので(L8直交表の一部の説明で,「本来は7列ありますが、今回は要因が4つなので4列までで説明します。1と2が規則正しく並んでいることがわかりますね。」とあるのですが,どんな規則で並んでいるのか,皆目つかめず,自分の頭の悪さを呪いました),直交表でぐぐってみました。
統計に関するミニ知識初級編
「技術者に必要な統計知識」としていくつかのトピックスが挙げられています。直交表の解説はそのひとつです。
このページを見て,上記がどんな規則なのかがつかめました。

二つの列がいずれも1と2という数字を含んでいて、4通りの組合せ(11)、(12)、(21)、(22)が同じ回数で現れる場合、その2列は直交しているとか、バランスしているなどといわれます。

http://www.fiberbit.net/user/masa-2ogawa/crmin020.html#tiyotsukou

なるほど,なるほど。
で,直交表について分かったような気がしたので,さらに先述の「実験計画法に基づいたアンケートの作成」のページのあるサイトの他のコンテンツも見てみました。
datamining事例集
ざっと事例集を見てみましたが,データマイニングといっても新奇な手法を使っているのではなく,重回帰分析など一般的な手法を上手に組み合わせて,データから知見を発見するということのようです。面白かったです。
さらに階層上がってホームページを見たら,
上田データマイニング塾
塾というなら,セミナーとかされているのかな?と思い,サイト内をあれこれ見てみたのですが,

このWebサイトの監修をはじめ、全国でセミナー活動や講師業務などを務めておられた、上田太一郎先生が、2007年7月1日に急逝されました。

とあり,びっくりしました。残念ですが,Webサイトが残っているのは幸いでした。
上田先生は本も出されているようですから,折をみて読んでみたいと思います。