ケータイ世代には理解できるのかしら。
BARBEEBOYS『負けるもんか』
近くまで来てるのよ 泊めてくれる?
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=55760
いきなりで悪いけど 帰れないの
ねェ いいでしょ コインが無いわ
詳しく話すから着替えでも捜してて
どういうシチュエーションなのか,ということは,ようつべのビデオでご推察ください(笑
コイソ(ドラム担当)若いなぁ〜
その後,歌詞が一部変わった別Verもあるみたいですが,大筋は一緒ですね(こっちの方がさらに”ヤヴァい”)。
ようは,夜中に男の家に電話をかけて押しかけるというシチュエーションらしいのですが,「コインが無いわ」というのは,携帯がまだなくて(80年代ですから),公衆電話から電話をかけているというシチュエーションが想像できないと,何でいきなり「コイン」などという単語が出てくるのか理解できないのではないかと,CDを聴きながら思ってしまいました。
携帯ならば,コインの残量を気にしながら通話する必要なんてありませんからねぇ。
「コイン」で思い出したのは,同じくBARBEEBOYSの『女ぎつね on the Run』。
ポケットなんかさぐって ちょっと コイン
http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=33930
2,3枚ねだってなんかみる
電話するってアドレスも見ずに…
かまってくれそうもない ほら
何でコインをねだるのかというのは,続きのコンタ(男)ボーカル部分で「電話」という単語につながるみたいです。
これも携帯世代には分からんくだりかもしれません。
BARBEEBOYSの歌の歌詞って,なかなか面白いんですよねぇ。シチュエーションが作りこまれていたり,男女の微妙な駆け引きのもどかしさとか自己中らしさとかが絶妙に表現されていると思います。