lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

お狐様をなめておりました。

TVドラマ「鹿男あをによし」でロケが行われたという京都の伏見稲荷大社に行ってきました。
午前中,大学で授業担当者のミーティングに出た後,あまりにもお天気がよかったので,このままどこかに行きたいなぁと思い立ち,新快速に乗って行ってしまいました。
JR京都駅で奈良線に乗り換え,「稲荷」下車すぐで,現地に行くまでは”楽勝”だったのですが,現地に入ってからが大変でした。
はい,着きました。
向かって右のお狐様です。
左のお狐様です。
伏見稲荷大社は初めてで,事前に下調べもしていなかったので,あの有名な鳥居のトンネルがお山に張り巡らされていて,踏破しようと思うとちょっとした”登山”になってしまうとは,思ってもいませんでした。ははははは。
有名な千本鳥居の途中です。
桜満開の土曜日だったので,参詣の人は多かったです。人が途切れた時に狙って撮りました。
千本鳥居を抜けると,奥社奉拝所に出るのですが,ここでやっと稲荷山の入口だったのです。

歩いても歩いても鳥居が延々と・・・
まだまだ・・・
山の中腹というか「四ツ辻」というところにたどりついたのですが(見下ろす景色はなかなか),写真地図の水色で囲った部分が本格的な山巡りのようで,「四ツ辻」(赤丸)はその起点に過ぎなかったのです。

ここから先もちょっと歩いてはみたのですが,まだ十分明るいながら次第に夕暮れの気配がしてきたので,山巡りはあきらめました。
御膳谷奉拝所まで到達で今日はお終い。
今日は太いながらヒールブーツだったし,午後からの”登山”だったので時間も足らず,途中で引き返しましたが,近いうちヒール無しの靴で朝からリベンジしてみたいと思います。
なぜかというと,午後なのに山中の空気がとても清浄で,朝(午前中)ならばなおさらと思われたのと,森林浴効果に加え,朱塗りの鳥居のトンネルの石段を上ったり下りたり,黙々,延々とくぐっていくことに不思議な感覚がありました。癒しなどとはいいませんが,妙に波長が合うような気がしました。
ところで,帰りにおみくじを引いてみたところ,「向大吉(むかうだいきち)」。
おお!上り調子ってことか!とテンション↑になったところ,さらに読み進めて,少々複雑な気分に。

「わが宿のあしみの草のしげれるはよしにせよとの教へなるらし」
このみさとしは,身辺にいろいろの難儀の事の起こりつつある兆である。その負担や責任を避けて一身の安全を計ると却て身の破滅となるから,むしろ自分から進んで難事に当たるがよい。信望一身に集まり徳望を得る。

(ーー;;)うう〜ん・・・。もう難儀は十分起こっておりまするが,さらに起こりつつあるのでせうか・・・?
貧乏くじと思わずポジティブに行くしかないっていうことが起こるのかなぁ・・・