lionusの日記(旧はてなダイアリー)

「lionusの日記」http://d.hatena.ne.jp/lionus/としてかつてはてなダイアリーにあった記事を移転したものです。

ギャグだと思って観れば最高。

007シリーズをまとめて観てみたいなと思っていたら,この1月は日曜洋画劇場で3本放映されるので,喜んで観ています。本来ならノーカット・字幕で観たいなという思いはあるのですが,この場合さほどこだわりはありません。
先週1月14日は,ブロスナン・ボンドの『トゥモロー・ネバー・ダイ』を観ました。
lionusの世代にとってはボンドといえばブロスナンのイメージが強いので,特に違和感はありませんでしたが,12月に観た『リビング・デイライツ』に比べると話が単調というか薄くて,あまりハラハラドキドキ感はありませんでした。他の作品も観ないと判断できませんが,「薄い」というのがブロスナン・ボンドの特徴なのかもしれません。あと,M(ボンドの上司)が女性だったのにはびっくりしました。
今日はシリーズ最多出演のムーア・ボンドの『私を愛したスパイ』を観ました。シリーズ中最高の興行収入だそうです。
冒頭で,雪山でスキーをはいて敵に追われる場面が出てきますが,断崖絶壁からジャンプしそのままパラシュートで降下して追手を振り切るのに,開いたパラシュートがユニオンジャック柄だったのには爆笑しました。
その後もいちいち笑えるポイント満載で,ギャグだと思って観れば最高な映画だと思いました。
ムーア・ボンドはいわゆる「けれん味」が売りなのかもしれません。
次回はとうとうボンドが宇宙に飛び出す『ムーンレイカー』だそうですが,同じく笑わせてもらえるものと大いに期待したいと思います。